映画・テレビ

“カワイイ女”で何が悪いか――

――“革命”にすべてを賭けて。

若松孝二監督の新作『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』について「映画総合WEBサイト INTRO」に寄稿しました。
以下に掲載されています。

http://intro.ne.jp/contents/2008/03/09_1936.html

よろしければ、ご高覧ください。


若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 Book 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

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燃える恋ほど――

――脆い恋。と、誰かが言った。

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さーて、今夜は“10 秒に1発撃ち、1分に一人死ぬスーパーポリスアクション”『大激闘 マッドポリス'80』#07「地下銀行襲撃」(脚本:宮田雪 監督:村川透)の日だ! ――と、喜び勇んでいたら、放送休止でやんの。

半徹明けのささくれ立ったアタマがさらに殺伐となり、少々隣近所が気にはなったが、朝っぱらから『フレンチ・コネクション』のサントラを聴く。
French Connection..

51xpwzsd7gl_ss500_ 冒頭のメインタイトルからブリブリと軋む様な不協和音が飛び出す。自らもペット吹きのドン・エリスが手がけた音楽はメロディは比較的わかりやすく、しかし、現代音楽もかくやなアヴァンギャルドなアレンジが施され、妙な殺伐さが全編に漲り、スコブルよい。実際の映画ではドキュメント的なタッチを強調するため、オミットされてしまったり、ごく僅かな部分しかかからない曲も多いのだが、『フレコネ』ならではの殺伐テイストに浸れる一枚。この仕事でドン・エリスはグラミー賞を手にしている。

メインタイトルのほか、名場面の地下鉄の追跡シーン(「Subway」)、ストリングスのアンサンブルが恐ろしく怖いエンド・タイトルなどが印象的。

――地下鉄の曲は、このアルバムにも入ってます。

コネクション Music コネクション

アーティスト:ドン・エリス
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同時に収録された『~2』の音楽は、映画に合わせてというか、解説書にも「ジェームズ・ボンド風」なんて書かれた、より正統派のアクション映画音楽。しかし、これもカッコいいぞ。電子音とストリングスが恐ろしく怖いアブストラクトな音楽もバッチリあるし。

クライマックスの走って走って走りまくるジーン・ハックマンの雄姿を彩った「Big Chase」を聴いて血が滾らないヤツぁ去勢されたも同然。

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ドン・エリスはそれほど映画音楽の仕事は多くないけど、もう一つ印象的なのが『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス (THE SEVEN-UPS)』 のサントラ(Intrada Special Collection Volume 47)

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先般物故したロイ・シャイダーが、その端正だけど不景気な顔を全開で『フレコネ』と同じく“バディ”という名の刑事に扮し、『ブリット』も手がけた『フレコネ』のプロデューサー、フィリップ・ダントニが監督した『フレコネ』の裏続編的な一本。投げやりなまでにド派手なカーチェイスが懐かしい。音楽はもっぱらストリングスが主役。忙しいピチカートと、 得意の不協和音風アレンジも全面展開で、ほとんどホラー・テイスト。 『フレコネ』の恐ろしいエンド・タイトルのノリが延々と続く モノ好きにはたまらない25分間。

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こーゆーモノをありがたがるようになって早四半世紀。
現在に至る。


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