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大きくなったら――

――渡哲也になりたいと昔は思いましたが、最近は高品格になりたいオレなのです。

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『大都会―闘いの日々―』#28「不法侵入」(脚本:斎藤憐、監督:舛田利雄)を観る。

舛田利雄登板第二弾にして、倉本、永原秀一とともに、作劇の中心を担った斎藤憐が最後の登板。

以前から私のアイドル・老刑事丸山米三=高品格の魅力を描いたらズバ抜けていた(逆に、黒岩君の妹=仁科明子の設定には乗り切れなかったのか、初期は何らかの理由をつけて妹・不在にしていましたな)斎藤氏が満を持して放った、高品格主演作。

大門正明、伊佐山ひろ子、桂木梨江、下條正巳、初井言江とゲストも豪華。警察権力、マスコミの横暴、それに追い詰められるアウトサイダーの悲哀を主題としつつ、組織の歯車である刑事、記者の哀愁にも目配せする、斎藤氏が『大都会』で描いてきた題材の集大成のような濃い内容でした。高品格 の“格チャーム”炸裂!

少々詰め込みすぎの感も拭えませんが、諸々の要素を見事捌いて、各人の人となりを描く視線は斎藤脚本ならではの味。そして、この題材は後によりソリッドに研ぎ澄まされ、警察権力が末端の人間を追い詰める様を一切の逃げ場なしに描いた『大都会PART Ⅱ』の衝撃エピソード「別件逮捕」を生み出します。

まあ、そのうち、ココで詳しく書きます。↓
http://intro.ne.jp/contents/writers/satou.html

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